ハーブの美しさに惚れた - アロマテラピストなちょすの日記

nachos33372010-07-07

夕方からぐっと涼しくなってきましたね。
子どもの頃の夕涼みって、こんな感じだったなぁ。
やっぱり七夕って天気悪いよね。

今日は、待ち望んでいたハーブ農家さん訪問。
午前中は雨も降らず、適度に風もあったりして近頃にしちゃ快適。
セラピスト三人で、ニイクラファームを訪れたのでした。

うわー・・・ディスイズ農園！！！！

あ、これミントだよね、
こっちはベルベーヌじゃない？
みたいな感じで、ものすごく自然にあちこちにハーブが。
きっちりと整備されていないのが自然で心地よい。

アップルミントから始まり、ベルガモットミント、スペアミント、パイナップルミント
ブラックミントっていうハーブティーにしたら最高のミントがわさわさと。

他にも沢山あって、なにを収穫させていただいたかというと、これらだ！
収穫後自宅で並べてみた、持ち帰り途中で少々しおれているがパワフルなハーブたち。

ミントだけでも4種類でしょ。
同じ種だけど香りの違うローレル、ローズマリー三種、
イタリアンパセリ、バジル、オレガノ、タイム、カレープランツ、メリッサ、
ナスタチウムにチャイブ、えーとあとはなんだっけ、レモングラス。
ヤロウにセージも本当に良い香り。
それに、（ここから先は名前忘れました）食べると後味が昔のきゅうりみたいなのと、
ルッコラより小さいけど味が濃いのと、よくベビーリーフに入っているのの大人版と、
日本の農家さんが雑草としか認めていないのに実はフレンチでいうところの美味しいハーブ、
ああ、あれは日照り草とかいったっけな？
サボテンと同種、ようは多肉植物だと教えていただきました。
今調べてみたら、日照り草ってマツバボタンの別名だっていうじゃない！
ええええ、あれのことなの？
カタカナの名前をすっかり忘れてしまったよ。
おひたしにしてわさび醤油でいただくと美味しいのですって。

夢中で摘み取るわたしたち（奥にニイクラさん）

全てオーガニックですから、そこらに生えているのを味見できます。
なんとまぁ濃くてしびれるお味！！！
すごいですね、生き物のパワーって。

左上：ヤロウ、右上：セージ、左下：オレガノ、右下：バジル（お花がまた美味！ビバ！シソ科！）

露地栽培のものと、ハウス栽培のものがありました。
ローズマリーはほぼ露地栽培でしたが、一部がハウス。
その訳は、冬に備えて、とのこと。
冬には葉っぱがかたくなっちゃうのですって。
ハウスに入れておけば、冬でも柔らかいローズマリーが出荷できると。
なるほどね。

そのほかにも、農薬の定義や土づくりのこと、
知らないことばかりを沢山、ニイクラさんの面白いお話が尽きませんでした。

これは大好物のベルベーヌ。

ドライでハーブティーにすると、とろけちゃうような香りがたまりません。
フレッシュでも同じく、優しくどこまでも広がるさわやかな香り。

終わって帰宅途中、
田無駅にも新宿駅にも構内にお花屋さんがありました。
・・・なんかヘン。
お花が全然きれいに見えないのです。

ニイクラさんで、枯れていたり虫がついたり、
自然に近い状態で清らかに、されどパワフルに生きているハーブに触れた二時間。
そのあと農薬漬けで栽培された切り花を見ても、いつもの感動が全くないのです。
感動しないどころか、お花が気持ち悪い。
不自然極まりない。

「こういうことなんだね・・・」
友達と二人、妙に納得。

帰宅後、ハーブを並べて写真撮影をして自己満足。
そのあとは、ミントとレモングラスのフレッシュハーブティーをごくごく。
うまい！！！！まいるなぁホント。

今、うちの台所とダイニングは、摘んできたハーブだらけでえらいことになってます。
冷蔵庫に入れるもの、水にさしておくもの（根付かせようという魂胆）、
ローズマリーは赤ワインに漬けこんじゃおうともくろんでおりますし、
チャイブはクリームチーズに混ぜ込むと美味しいんですって。
バジル酢も作っちゃおう（食酢に入れるだけ）☆

精油だけじゃなく、サロンワークだけじゃなく、
ハーブそのものと屋外の空気と土。
ほんと、こういうの大事。

連れて行ってくれたHさん、一緒に行ってくれたるちるさん、
なによりも、お時間さいて丁寧に案内してくださったニイクラさん、

みなさん本当にありがとうございます。
最高の一日でした。

しゃしん：これはなんの花だったっけー。もう忘れちゃったよ。トホホ。

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