小学生とアロマテラピー - アロマテラピストなちょすの日記

nachos33372008-10-04

今日は朝から母校でボランティア。
地元小学校に足を踏み入れる機会なんて選挙の時だけ。
だから、ちょっと嬉しい。

なんでも、年に一度『ふれあいサタデー』なるものがあって、
地域の有史や父母が生徒たち向けの課外授業をする日。
・華道
・ラジオ作り
・ひたすら歩く会
・ボイスパーカッション
・絵手紙
などなど、沢山のクラスがあるのね。

その中のひとつが、『香りのせかい』。
地元セラピストのdolcevitaさんが先生となるクラスです。
dolcevitaさんとは親しくさせていただいているし、なにせ母校のお手伝いでしょ。
お手伝いしてくれる？と言われた日にゃあ、
二つ返事で「やります！」
ああ懐かしの黒板消しクリーナー

てごね石けんを皆で作るってことに。
参加者は一年生から六年生まで20数名。
男の子も三人いた！
興味あるんだね〜男の子も。へええ。

最初はかんきつ類の果物を直接かいでもらいます。
ちょっとはアロマテラピーのお話もしないとね。
どんなにおい？
ライムが人気でした。
オレンジを見てみんな「食べた〜い！！」

お次は、フレッシュハーブ。
ラベンダーを渡すと、「ラベンダーだ！」
最近の小学生は物知りだな〜。
ローズマリーとローズゼラニウムが不評。
木の芽（葉）をかいでみんな一言。
「ミカンだ！」「レモンだ！」「おいしそう！」
これには唸った。
だって、木の芽ってミカン科でしょ。
すごいなー小学生の感性。ピュアってこれか。

ムエットにつけて精油をかいでもらう。
「くっせー！」「おえーーーー」
やっぱり精油となると濃縮されているから、ちょっときつかったみたい。
そんな中、二年生の男の子は
「ん〜いいにおいだなぁ」とご満悦。
きみぃ、話がわかるねえ。
「こないだね、ハーブガーデンに行ったんだよ」
へー楽しかったでしょう、お母さんと？
「おとうさんと」
ナヌッ、君んちはお父さんがこういうの好きなのか！
「あのねえハーブが沢山あって、ハーブティーも飲んでおいしかったんだよ」
ますます渋いねえ。
小２でハーブティーの味がわかるとは、きみ、将来有望ですぞ。

待ちに待った石けんづくり！
石けんの素を入れたら、dolcevita先生の話に耳をかたむけます。
小学生もちゃんと話が聞けるんじゃん。
最近は多動児が多いとか、色んな話を聞きますけども。
「せんせーい、これくらいのかたさでいいの〜？」
「ラベンダーがブツブツだけどいいの〜？」
カモミールティー、石けんのもと、はちみつ、精油、ドライラベンダー。
このレシピをビニール袋に入れて、みんなでコネコネ。
だいぶ固まったら、成形。

いろんな形をきままに作る。
あんまり細かくちゃうと出来上がり使いづらいよ。
って言っても、みんなきままで。
いいなぁ小学生。自由人。

楽しく石けんを作って、無事におしまい！
dolcevita先生、ありがとうございます！
小学生苦手だったんだけど、こんな楽しい体験をさせていただいて感謝です。
みんなアロマテラピーを愉しんでくれたよね〜。

ちびっこたちの感性と、あの人懐こさ、モジモジ可愛い笑顔、
「いっしょに帰ろー！」なんて言ってくれたあの子、
「かおりの先生さよーならー！」って手を振ってくれたあの子、
「誰かのお母さんじゃないよねえ？」って聞いたきみ、
「ここに座れば？」って席をすすめてくれた子、
ハーブティーをお代わりして飲んだきみたち、

わたしたちより　ちょっとだけ　ちいさい人たちの　笑顔に　乾杯。

しゃしん：朝8時過ぎのムラサキシキブ。わたしこれ好きなの。

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