ホーリーバジル

昨日と打って変わって暖かな今日。
う〜ん、なんて気持ちのいい日なんだぁ。

施術の合間にチラリと商店街を歩く。
天然酵母のリトルトリーさんでおやつのパンを買う。
オーナーのみのりさんから
「お母さんと所帯は一緒ですか？」と聞かれる。
「一緒です。あれ、母来ました？」
「ついぞ10分ほど前にいらっしゃいましたよ、お買い物ダブるといけないから念のため（笑）」
「ありがとうございます〜」
嬉しいよねぇ、この心遣い。
わしはおやつパンを買い求めたので、ダブることもなく。

アブソリュートエッセンシャルズという精油ブランドがあります。
イギリスのブランドなんですが、母校ＬＳＡで年に二回取り扱いがある。
わたしは普段フロリアルを愛しているのですが、
イギリスのこの精油もかなり素敵バイブを感じます。

今回買い求めた精油群の中で一番のお気に入りがホーリーバジル。
学名：Ocimum sanctum
普通のバジルは
学名：Ocimum basilicum

冒頭のと同じ画像をおっきくしてみました。手前がホーリーバジル。

ホーリーバジルは宗教的儀式などに使用されていたハーブで、
アーユルヴェーダで使用するハーブの中では貴重なもの。
香りはどんなかっていいますと、
普通のバジルがスコーンと抜ける系の甘い香りだとすると、
ホーリーバジルのそれは、ちょっとホワイトセージを炊いたときのような
あんな煙っぽい・・・いや、こりゃおかしな表現だ。
なんというか、もっと灰色っぽい香りがするのです。
灰色＝よくない、ではないよ。
例えば色であらわすと灰色なんだけど、
ホワイトセージに例えちゃうくらいなんだから、やはり儀式的香り。

手首に直接つけてみると、体温と一緒になってえもいわれぬ良いかほり。
時間が経つにつれ、樹脂っぽい香りにもなるし、
甘みと土くささが一緒に立ちのぼって・・・
それでいて生のハーブの香りもするし・・・気が遠くなりそう。
あ、良い子はまねしないでください。
精油は直接皮膚につけちゃだめです。
わたしは乱暴者なので、自分用には直接ガンガンいっちゃうけど。
良い子はまねしないでください。

久しぶりに好きな精油の話を書いてみました。
もういっちょ、レアな精油を買い求めたので次回はそれを。
その名も、ローズアターなり。

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精油を嗅いでムヒムヒするのが好きです。

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