香りと記憶と音と色 - アロマテラピストなちょすの日記

今日も蒸し暑かった・・・
亜熱帯のやうです・・・

撮影にお見えになった編集の方、汗だく。
わたしも顔に、汗を沢山。
鼻の下にたっぷり汗かくからかっこ悪いんだ、わたし。

クライアントさんから、
「この香りが大好きだから同じようなのを作って欲しいの」
このようなリクエストをいただきましてね。
なちょす、只今作成中・・・。
ってゆうか、実験中。

その香りは、どうやら全て精油のみで作られている模様。
しかも、13種類の精油名がきちんと記載されている。
おお、神よ！
これなら近いのが作れるね。
そ、エアースプレーを作るのだ。

以前母の友人から、これに近いのをと渡されたのが、
随分前のクリスマスにいただいたオイルってやつ。
クリスマスっぽい香りなんだ、これが。
ただ、年代が古いしたぶん合成香料を使っているし、
当時の私は今ほど精油を持っていなくて、四苦八苦。
なんとなく近づけたけど、やっぱ難しいなぁ〜と思ったものです。
でも、過程は楽しい。
あれやこれや、精油をブレンドするの、ほんとに好きだ。

香りは記憶と直結しています、ほとんど。
難しい話は面倒なので、省くとしよう。
特に、どこかですれ違ったヒトの身体の香り、
「あ！この香りどこかで知っている香り！」と思うことが、よくあるのね。
要するに体臭なんですが。
臭いのじゃなくて、臭くない体臭よ（念を押すよここは）。
臭←この字を使うからいかんのだな、匂←こっちだな、言うならば。
知っている匂い・・・香り？って、懐かしい気持ちになる。

音も記憶と結びついているよね。
むかし母がジャズダンスやってた頃によく流していたカセットテープ。
カセットテープ。なんて懐かしい記憶媒体（笑）
それを聞きながら、幼い私はアンネの日記を読んでいました。
その後、その音楽を耳にすると、ナチスが蘇ります。

音楽制作をしている友人は、音が色で見えるそうです。
ぶったまげるね。
芸術活動って、そこらへんのアンテナが発達するんだろうね。
面白いな、みんなそうなのかな、音楽家って。

今わたしが実験中のこの香り、
うまいことできあがった（予定ではｗ）エアースプレーを手にして、
クライアントさんはどんな記憶が蘇るのかな。
・・・なんてことを考えつつ作ると、
一体化できるような、そんな気分になります。

町田市玉川学園前のアロマテラピーサロン『パチュリ』
コチラです