接客のプロとして


書くわよ。
今日は書くわよ。
真面目に。


真面目風は書きなれないのですが、押忍。



こないだエセラの上野さんと打ち合わせした時のこと。
アロマテラピストにとって、これから厳しいよねぇという話題に。


セラピスト数が増えているというのもあるんだけど、
要は業界的に【使えない】という現状。
どゆこと?
かなりショッキングな言葉。



これは以前フィトテラピーの恩師、和田潔美先生も言っていたけど、
アロマテラピストとエステティシャンの違いって、なに?
勿論アプローチも違うのだけど、決定的に違うのは、

  • エステティシャンは、自分たちを接客業と思っていること。
  • アロマテラピストは、自分たちをセラピストと思っていること。

この違いが、とてーも大きいと。


スパやサロンで雇用主は、使える人材を求めている。
即戦力になるのは、エステティシャンだそうです。
なぜなら、自分は接客のプロであるという意識がきちんとあるから。


最近は本格的なアロマテラピーサロンでなくても、
精油を使ったトリートメントをやっているところ、わりとあるよね。
そうなった場合、すぐに使えるのはエステ出身の方のことが多いみたい。
勿論、本格的なアロマテラピーの知識となれば、
アロマテラピストのほうが使えるでしょう。
けれど、現場が欲しいのは、使える人材。



わたしね、以前勤めていたところで、
同じセラピストの先輩がすごく次の予約を取るのがうまかった。
すごいなーと思ったんだけど、
正直当時は「ガツガツしてていやだ」って思っていた。
でも考えてみたら、次の予約を取らないとお店の繁栄には繋がらない。
お店で勤務している以上、お店の繁栄が自分のお給料になるわけで。
そういう意識も、当時の私には皆無でした。
お恥ずかしいけど、告白しちゃった。


ほかに勤めていたところでは、元エステティシャンの後輩は、
次の予約を取ったり、顧客をつけるのがすごく上手だった。
勿論、二人にいえることは、人柄も施術も確かだってことだけど。
兎に角、すごいなーと感心したもんだ。



しかし、感心している場合じゃないのだ!


プロとしてお金をいただく以上、
アロマテラピートリートメントの技術は勿論のこと、
自分は接客業のプロでもある、という意識を持たねば。
だからといって、無理やり予約をとらせるとか、
そういうことではないのよ、決して。
セラピストであり、接客のプロなのだ、ね。


「そういう意識の低い人が、最近多いよ」
って、へー?そうなの?
最近勉強している方たちって、プロとしてやろう!という
意識の高い人たちが多いのかと思っていた。
違うんだ・・・。
これまたショッキングな事実。


私も人のこと言えません。
スクール卒業後もそういう意識なかったから・・・。
開業してからメキメキ芽生えてきたもので、ハイ。



堅苦しく考えることはないと思うけど。
いくら接客がうまくても、お人柄とかそういうものもついてくるし。
最近ヒーラーさんのお友達が多いのだけど、
彼女(彼ら)は、必ずしも接客上手じゃなかったりする。
でも、クライアントさんにとって、なにが一番心地よいかな?
っていうことを、確実に把握してくれている。
そこがポイントだったりもするし。
ここよ、ここ!かゆいのはここ!みたいな、ね。


でもね、アロマのスクールでは接客についてまで教えてくれないから、
そこをしっかりさせよう、という意識は
常に持っていたほうがいいなぁと思ったのでした。
知識が豊富なだけでは、プロではない、ということですね。


卒業したての頃のなちょすに聞かせてやりたい言葉だわ(苦笑)。



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