居酒屋で学ぶ接客。

今夜は、接客とはなんぞや?!を実地体験しました。
みなさんも経験したことあると思います。同じようなこと。



前から気になっていたちょっときれい風な居酒屋を訪れたときのこと。


結構にぎわっていて、お店のお兄さんもまぁ感じが良くって、お料理もそこそこ。
行った時には終わっている料理もあったのだけど、
それもにぎわっている証拠かなぁって思いながら、楽しんでいました。


鍋料理を頼んで、美味しくいただきました。


問題はその後。


カセットコンロと少し汁の残ったお鍋を下げてもらったときのこと。


私たち座敷に座っていて、すぐそこに革ジャンを置いていました。
お鍋とカセットコンロを下げてもらう時に、店員さんがおつゆをドバッと革ジャンにこぼしたのです。
ちょびっとじゃないのよ、けっこうな量。
内側にも外側にも、お出汁の利いたおつゆがドバー。


「うわ・・・!」と思わず息を飲んでしまった。


そのときの店員さん(10代とおぼしき坊や)がなんと言ったか。
「大丈夫ですか?!」


いや、気持ちはわかるのだけど、決して大丈夫じゃない。
だから私「大丈夫じゃないです」と、言ってしまった。
こういうときはまず、申し訳ございませんと言ってほしかった。


その後に、おしぼりを二本持ってきてくれました。
で、「僕が拭きます」と言ったその店員さん。


いや、気持ちはわかるのだけど、別に拭いてもらいたくもないし。
「いいです、拭きます」と、ちょっと腹を立てつつ自分で拭きました。


人と一緒だったからあんまり雰囲気悪くしたくないし、
その後にきたお茶漬けは美味しかったし、
エアコンがきいていたから革ジャンはとりあえずすぐに乾いた。



でもさ・・・
もし自分が同じことしてしまったら、まずは「申し訳ございません」だし、
店長かなにかに相談してもう一度謝りに行くか、すると思います。
あんまり汚れていたらそれこそクリーニング代にも発展するし。


で、お会計の時もその坊やだったから、
「美味しくいただいたのに、ちょっと残念でした」のようなことを、勇気を振り絞って言ってみました。
でも、無駄だったみたい。
その子、表情ひとつかえずに「すみません」の一点張り。
そのうちちょっと上の人が気付いて、「なにかございましたか」と聞いてくれました。
「実はかくかくしかじか・・・」
「本当に申し訳ございませんでした。ご迷惑おかけしました」
と、いうようなやりとりを交わし、お店を後にしました。


ってことはさ・・・、その坊や、おつゆこぼしたこと上の人に言ってなかったってこと〜?!
それってそういう問題〜???
もっと自分の行動に責任をもってよね!プンプン!!


ここで思ったのは、例えば飲食店に行くなら、食事は美味しくて当たり前。
問題は、なにかあったときのフォローです。
だって、失敗なんて誰にだってあるもの。
失敗したら、心を込めて謝ってほしいです。

古い表現だけど、誠意をみせてほしいです。


きちんと謝ってくれたら、普通の気分でお店を後にできたのに。



これと同じことが、各サロンにも言えます。
セラピストとの相性があるとはいえ、
調子が良くなって当たり前、気持ちが良くって当たり前、
だってそのためにお金と時間を使って行くんだもの。
来てくださるわけです、クライアントさんたちは。
その上で、なにかあったときのフォロー。
なんにもなくても、心遣い。


わかっちゃいたけど、今日自分が体験して身に凍みました。


きっと今日のお店にもう一度行くことはないだろうな・・・。
残念。




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