ハーブと精油って複雑
昨日はフィトテラピーの講座でした。
ハーブひとつひとつについて学んだのですが、
精油と一緒で色んな方向からみないといかんのだな、と。
セイヨウノコギリソウというハーブがあります。
ヤロウと言ったほうがわかりやすいかな。
内用(ハーブティー)したときの効果は、下記のとおり。
- 自律神経失調
- 浄化
- 冷え性
禁忌としてキク科アレルギー。
ピッタリな友人をひとり思い浮かべました。
だけど、友人はブタクサ(キク科)のアレルギーがあります。あらら。
効果・効用としてはバッチリだけど、禁忌にあたる。
こういう場合はどうすればよいのだろう。
足浴で使うなら大丈夫かも。
先生はこう教えてくださいました。
ブタクサにアレルギーがあるからといって、全てのキク科に反応がおこるわけではない。
例えば、キク科アレルギーのある人が、ローマンカモミールの内用で反応を起す。
だけど外用(湿布やパップ)したときは大丈夫、など、
植物と人間との反応は、十人十色。
それは、ハーブに限らず精油でも同じことですよね。
確かに友人はブタクサアレルギーがあるけど、ローマンカモミール茶を飲んでも大丈夫。
精油は試したことないからわからないけれど。
精油だって、禁忌にあたらなくても相性の悪いものってありますよね。
なんか痒くなっちゃうとか、ブツブツができちゃった、とか。
組み合わせや体調によっても様々な反応が。
以前スクール在籍時代に、ベンゾインとジュニパーのブレンドを使ってもらったら
何故か脚がぶつぶつになってすっごく痒くなったことがありました。
でも、その後そのブレンド使ってもなんともナシ。
つまり、使ってみなくちゃわからない、ということも多々あり。
そう考えると、植物の複雑さ、人間の複雑さ、実感します。
まだまだ知らないことが沢山。
植物は、自分の意志で動くことをしないけれど、色んな方向からの可能性がある。
ひとつひとつの植物に、様々な歴史がある。
それらの恵みで、私たちセラピストはお仕事ができているわけですね。
偉大だなぁ、植物。
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