治療家とは
地元の鍼灸院、吉利医院で初めて診ていただきました。
昔母もお世話になった鍼灸院。
おいくつかしら、もう80歳にはなる??
おばあちゃん先生がとても魅力的なのです。
脈診から始まり、思いのほか鍼まみれになったわたくし。
その姿は、さながら蜻蛉(かげろう)の卵まみれってなかんじ。
トントントン・・・プラプラ揺れる鍼。
手のひらに最も痛みを感じました。
先生は、もう腰も曲がり白髪でちいちゃな方。
けれど、その声の張りとお肌のツヤツヤさに驚きます。
しかも、老眼でない!!
置き鍼をしていただいたのですが、あんな小さい鍼を裸眼でつまんでチョイと刺す。
チョイと刺して枕をして小さい布団をかけて大きな布団。
これで置き鍼一つが完成。
わたしがセラピストで、経絡に興味があることをチラとお話したら
楽しそうに経絡や東洋医学の話をしてくださいました。
「経穴はねぇ〜電車の中で憶えたもんだよォ〜」
・・・座れたら寝ちゃうわたし。あああイケナイわこんなことじゃ。
何を言いたいかと申しますと。
私たちのような職業は、テクニックや知識もさることながら、そのお人柄がモノをいうということ。
「人につく」わけですから、そりゃ当然なのです。
当然なのです、ってわかっているつもりでも、
実際外に出て自分が手当てをしていただくと、強く強く再認識するのであります。
ところで、画像は近所の方がこさえてくれたイチゴジャム。
あんまりキレイなので食べるの勿体無くて、とりあえず撮影。