あの香り

nachos33372009-04-06



丸々一日お休みの月曜日、朝から楽しく遊んでいました。
髪を切って、日本橋三越に行って、中目黒に行って。


日本橋三越では今、春の院展をやってます。
院展ってね、日本画の公募展。
(かくいう私も学生時代一度だけ。勿論落選したが)


学生時代の同期が、苦節14回、初めて春の院展に入選!
嬉しいからほんとに久しぶりに公募展に足を運びました。


卒業して筆をおいてからというもの、
「私はもう日本画を描く人じゃない」っていう残念感と
意味のわからぬ後ろめたさ、そして焦りが入り交ざっていてね
公募展に足をむけることがなくなってしまった。
なんてね、学生時代も不真面目だったくせに。
だからこそ、というか。
真摯に地道に頑張っている人を見るのがちょっとつらかったのね。
「どうせわたしなんて」って自己嫌悪で。


でも、昨日は足取りも軽く、行ってきました!


沢山の方の魂が入った作品に囲まれたら
あっ という懐かしい香りに包まれました。


日本画の絵の具に芳香なんてありませんよ。
わたしが感じた香りは、
日本画制作時に自分の作品と正面から向かい合っている時の香り。
あの空間。
あの時間。
あの気持ち。
あの苦労。
あの楽しみ。


静かに一人だけの場所を確保して取り組む時間。
真正面から作品に向かい合う時の心。


あっ って思い出したら、思わず涙が出そうになりました。
懐かしくて・・・。



で、今そういう時間があるかっていうと、皆無だ!
月に一度だけ、梵字を描く二時間を捻出するのも容易ではない。
30日あるうちのたった二時間なのに。
遊ぶ時間は作れるのに。
わたしの内面と向き合う時間を作っていない。



どんな芸術作品も作家の魂がこめられていて、
私はやっぱり院展の作品群が大好きだ。
日本画が大好きなんだね。
あの世界がほんとうに好きなんだね。


岩絵の具、膠(にかわ)、和紙、筆。
手を付けられずに押し入れの奥にしまってある。



部屋を片付けたら、日本画のパネル広げられるかな。
梵字を組み合わせて描いてみようかな。


あの懐かしい香り、またわたしのものになるだろうか。



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