セラピストの働き方
21日はとっても風の強い日でした。
ライターのお仕事の取材で恵比寿まで出かけました。
ビル風がすごかったです・・・。
しかも気温低すぎ！！！
取材は、お世話になっているＢＡＢジャパンの『セラピスト』誌。
セラピストなら誰でも知っている雑誌。
ほら、パチュリのマガジンラックにある、あれですよ。マニアックな。
割と「おもしろいわね」と目を通してくださるクライアントさんが多くて
なちょす密かに嬉しかったりもするのです。
そうそう、今売り号で二本取材執筆しました。
- 五感が“心地いい”カラー・アロマ・カフェを融合した癒しの空間
- セラピストの土台を築いてくれた「ベビーマッサージと心のトリートメント」
です！
四つのスクール広報担当の座談会の司会進行（というと大げさ、取材です）。
セラピストを目指す人、資格を取った人、いろんな人がいて、
働き方も多種多様でございます。
わたしみたいにフルタイムで活動する人もいれば、
週末だけ自宅を開放してやっている人もいる。
なにが良くてなにが良くない、ということはないの。
自分の目指すスタイルは一体どんなものかしら？ということ。
各スクールの特色なども交えて、和気藹々と時が流れました。
詳しい内容は今度の『セラピスト』をご覧いただくとして、
わたしが感じたことを今日は書いてみよう。
セラピストスクールに入るきっかけは十人十色。
興味から、仕事にしたいから、体を壊したことをきっかけに。
わたしはＬＳＡ Ｊａｐａｎに入学しました。
単なる興味でＩＦＡ認定校に通いだしたわけです。
ま〜、お気楽なもんです。
授業が進むにつれ、肌と肌とのタッチング、その心地よさ、
人に喜んでいただける喜び、そしてなんと幸せで楽しいこと！
こんなことがどんどん積み重なり、卒業時にはサロン勤務が決まっていました。
つまり、途中までセラピストになるつもりはなかったんです。
あれよあれよという間に、サロン勤務を経て独立開業。
人間わからんもんですね。
でね。
「独立開業」っていうと、この業界を知らない方からは「儲かるでしょ」って言われます。
あえてストレートな書き方をしたみました。
実際どうかというと、儲かりません。
セラピストのお仕事は、利益優先で手をつける仕事ではありません。
利益を得たいのなら、元のままオーエル（私の場合はサラリーマンぽい）でいればよい。
あ、えーっとね、全く利益が生まれないかっていうとそうではなくて、
私の経験上、同じ量の仕事をするならオーエルさんのほうがいいかもね、ということです。
特に独立開業していると、いつ仕事でいつ休みかわかりまへん。
このあたりもっと上手にコントロールしたいものだが。
だから、というか、この仕事は心から好きでないと続きません。
もっと言うと、『人が好き』でないと勤まりません。
おしゃべりが上手じゃないといけない？
いんや、聞き上手であればよいではないか。
兎に角、人が好きで、喜んでいただくことが好きで、
精油が好きで、アロマテラピーが好きで、植物が好きで・・・。
そう思える方だったら、みんな勉強してみたらいいよ！って思います。
でも利益率低いんでしょ？
じゃぁあたしには無理だな・・・。
そんなことないよ。
フルタイムじゃなくても活躍する方法はいくらでもあります。
例えば、週末セラピスト。
例えば、イベントに出てみること。
例えば、病院でのボランティア活動。
アロマテラピストができることは、そこらじゅうにあります。
ＬＳＡの同期の中にも、フルタイムは無理だけど、
オーエル業の傍ら毎月二回ボランティアやっている人もいます。
これだって、立派なアロマテラピストだよね。
で、もし独立開業するなら、ずっとずっと続けてほしいです。
とか言っちゃって、えらそうにわたしったら。
だってさ、アロマテラピーがもっと気楽に受けられるようになったら嬉しいじゃない。
街に２〜３軒あってさ、私にはここだけど、あなたはこっちのお店じゃない？
みたいなかんじで共栄共存できたら嬉しくない？
だから、わたしも頑張っているの。
始めた以上やめたくないの。
アロマテラピストは世間様が思うほど優雅なお仕事ではありません。
とっても泥臭いのよ。
わたしは自分のこと肉体労働者だと思ってるし。
でも、とっても楽しいお仕事です。
肌と肌のタッチングは、心と心のタッチング。
（タッチン「グゥ〜」と心の声。エド・はるみさんて面白いよね）
働き方もそれぞれ。
わたしにはむりだぁ〜と思っている方がいらしたら、
色んな方法、アプローチがあるってことをお伝えしたいなぁと思って
今日のブログにしてみましたん。
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