三宅島

4月に三宅島へ帰る友人を訪ねました。
7年前?三宅へ遊びに行ったときのことを思い出します。
山の頂上から見渡した美しい海、
のんびり草を食む牛たち、
初めて食べた意外に美味しいくさや。
「いまは観光名所が一つ減ったね」
あ!そうか!もう山の頂上には登れないんだ。
去年夏、残したままの自宅に行ったときのことを聞きました。
冷蔵庫、中身そのまま残して避難したそうです。
もう中身もカラカラになってるだろうから開けちゃおう、と旦那さんとドアを開くと
おびたたしい数の虫が、わーーーーーっ。
慌てて閉めて庭に出して、ドアの隙間から殺虫剤噴霧して、終了。
中身はもう全て茶色い液体になっていたけど、
虫たちは、卵を産み、死に、卵から孵り、卵を産み・・・
生命力の強さを感じました。すご。
ステンレスの物干し竿が一見健在だったので、
タオルを一枚かけたらその重みでボロボロボロボローっと崩れ落ちたそうです。
ちょっとガスの濃い地域に入ると、シルバーがあっという間にゴールドに変色。
あ、あっちのほう青白いガス見える、と思った瞬間咳き込む。
私たちが実際知らない三宅島は、いまだこういう地域もあるのです。
こちらに避難してきてから5年経ち、今年帰島する。
身体に気をつけて、いつまでも美しいままの彼女でいて欲しいと願うのです。
そうそう、娘さんのお部屋を一緒に片付けていて、
音の出るおもしろいおもちゃをもらいました。
姪にあげたら喜ぶかそれとも泣くか。
あげるのが楽しみです。