冬の生活養生（１） - アロマテラピストなちょすの日記

おはようございます、なちょすです。

明け方から激しい雨。
夫が5時前に起きて青森へ旅立ちました。
なんとなく一緒に起きちゃったのだけど、
この時期の5時前って真っ暗なのね〜（いつも寝てる時間）。

さて、前回のブログで、
冷えがちな私の生活養生について少しだけ触れました。

まずわたし、筋肉量が少ない。
運動する機会もかなり少ない。
元々の体質に加え、上記のこともあるがゆえに、
とても冷えやすい体なのですね。
血虚だし。
20代の頃から徹夜したら翌日使い物にならなかった。

ま、それはおいといて・・・

冬、自然界の生き物は、静かにチカラを蓄える季節となります。

動物は冬眠するし、球根もじっとしている。
あ、もちろん冬に咲く花もありますが。

全てのものは陰陽で出来ている
という考え方が、中医学の考え方です。

そして、
冬は、陰が極まるとされている季節です。
陰の季節は、春に元気に芽吹くためにチカラを蓄えるのが自然の摂理。

ですから、冬眠するし、球根は栄養を蓄えているし、
と、なるほどなーと納得しちゃいますよね。

さて、では、
人間はどうかといいますと、
年末年始の忙しいこと！！！！

大掃除に忘年会にパーティーに年越しがあって初詣。
実家へ帰省するために旅をしたり、大勢迎える方もいるよね。
そして新年会があって、久しぶりの友だちと夜遅くまで語ったり
おせち料理美味しいからついついたくさん食べちゃって、
まあわたしは吞んだりもするわけで、
生活がちょーっと乱れてしまうわけです（ちょっとか？）。
施術のお仕事は一年の中で最もたてこむので、
いつも以上に食生活が乱れてしまいます。
12月は毎年気力で一気に駆け抜ける時期で、
サロンは予約がとても取りづらくなりますね。

ま、このように、
人間は自然の摂理を全く無視して、
陰の季節にかなりパワフルに動き回る
ことになります。
これは仕方のないこと。
やらなくちゃいけないことは山のようにあるので、
それを無視してひとり陰虚する
（違った、予測変換がすでに中医学(笑)！）
それを無視してひとり隠居するわけにもいかず、ですもんね。

ですが、このような生活においても、
陰の季節に陰のエネルギーを大切にする生活を送ることができます。

それはまず、夜の過ごし方がポイントです。

季節が陰陽に分けることができるなら、
一日も陰陽に分けることができます。

お気づきかと思いますが、
一日のうち陰の時間は、夜です。

陰の季節は、陰の時間を大切に過ごしたほうがいいの。

つまり、なるべく早寝すること。

でも、無理な場合だってある。
というか、ほとんど早寝できないことの方が多い。

だったらね、
お風呂の入り方をちょっと変えてみて。

冬場は冷えるから、どうしても長風呂したくなるよね。
わかります、芯から冷えるタイプの方は、
あったかいお湯に長時間つかっていたくなるもの。
わたしもそうでした。

でもこれ、陰の時間に長時間カラダをあっためることで、
陽のエネルギーが増してしまうことに繋がります。
血流が巡るのはいいんだけど、活性化し過ぎちゃうとね。

陰の時間は、陰のエネルギーにくるまれて眠ることがとても大切。

なので、夜のお風呂は、体の汚れを落として、
適度に温まったらすぐに出てすぐに寝る。
お風呂上りになにかしようとか、考えちゃいけません。
お風呂から出たら、ホカホカのままお布団へ直行よ。

で、いつもより早起きして朝風呂。

朝にあついーいお湯につかって血流を促すと、
目も覚めるしやる気も起きてきます。

朝＝陽

陽の時間にぐわっと血流を促進して活性化させる。
ちょうどいいと思いませんか？

あ、湯冷めしないようにね。
わたしは朝風呂する前にお部屋を暖めておきます。
お白湯も用意しておくの。

わたし、この朝晩の過ごし方を変えただけで、
春の花粉症がめちゃくちゃ楽になったんですよね。

あとは、薬膳だから、もちろん食生活も大きく関わってきます。

長くなったのでまた次回・・・

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